バンコクリピーターが教えたくない旅ネタブログ

タイ・バンコク渡航歴30回以上のリピーターが送る教えたくないタイ旅行のネタを書いていくブログです。タイのバンコクを中心に地方の記事やタイ旅行に役立つ小ネタや常識・ホテル情報などをどしどし書いていきます。

SIMフリーiPhoneをタイで買う?それとも日本で買う?

日本では、スマホと言えばiPhoneが代名詞になっており、母国米国よりもスマホのシェアが高いらしく、バンコク満員御礼ホテルスマホユーザーは6割以上がiPhoneを使っています。
今回はSIMフリーiPhoneはタイで買うべきか、日本で買うべきかを考えてみたいと思います。

日本では、キャリアの縛りがあるので、iPhoneを使い、タイでは安いAndroidをお使いの方は多いのではないでしょうか?私も昨年まで、Sony ExperiaやASUS Zenfoneを使っていました。しかし、当初は世界標準のAndroidになんとか慣れようと、一生懸命良い所を見つけようとしたんですが、やはり使い勝手はiPhoneには全く適いませんね。入力のしやすさや、直感的なインターフェースはやはりiPhoneが一歩先に行っています。Android機の良いところを敢えて上げようとすれば、「本機自体が格安なこと」、「機種変更時の復元がPCやクラウドを通さず直接できるNFCというしくみがあること」、「Googleとの相性が良く写真アプリなどはプレインスト、容量制限がないこと」、くらいだと思います。

しかし、やはり使い慣れたiPhoneの環境をタイでも使いたい。しかも、最近では格安スマホのSIMだと3GBで月額3000円そこそこで、利用できるのでキャリアの長期間契約の縛りのある契約期間(2年→6~12か月)も短く違約金も低いところが多く、月額も安いのです。そこで、日本の使い慣れたSoftbankのiPhoneをSIMフリーのiPhone6s Plusに買い換えました。バンコクでSoftbankのSIMを抜き取り、AISのSIMに取り換え、ドキドキしながら様子を見ます。特にLineは、アカウントがまた書き換わってしまうのではないかとドキドキものでしたが、すんなりとAISの電波をキャッチし、インターネットも繋がりました。日本で購入したSIMフリーiPhoneをタイで使った時の体験談についての詳細は、「日本で使っているSIMフリーIPHONEをAIS SIMで使ってみて、どうなる?」をご覧ください。

さて、いよいよ本題ですが、iPhone本機を日本で購入するのと、タイで購入するのではどちらがお得なのでしょうか?今回は、両国のアップルストアで購入した場合の料金について比較してみました。しかし、実際、お店で購入するには、タイにはApple Storeがありませんので、AIS、DTAC、TRUEなどのキャリアか、iStudioで購入することになります。実店舗で購入する場合はポストペイドとの組み合わせプロモーションや、期間限定プロモーションなどで若干安いかもしれません。今回は、日タイのAppleのオンラインでiPhone価格で日タイ比較をしたいと思います。

iPhone6sazou

iPhone6s-thai

ちなみに、参考にさせて頂いたApple StoreのHPは以下の通りです。

日本版iPhone http://www.apple.com/jp/iphone/compare/

タイ版iPhone http://www.apple.com/th/iphone/compare/

ちなみに、殆ど同じに見えるHPですが、日本は税別、タイはVAT税込になっています。日本の場合は、消費税を加算して価格を算出しました。

いよいよ価格を比較して、びっくりです!結論から言うと、タイの方がiPhoneが安いのです。最近ちょっとバーツに対してちょっと円高だからでしょうか、VATに関係なくタイの方が安いことがわかります。

例えば、iPhone6sで人気の iPhone6s/64GBで比較すると日本が106,704円に対して、タイでは、円換算で95,770円となり既に1万円以上タイの方が安いです。これに更に、日本帰国時にVAT(付加価値税、まあ消費税のようなものです)の還付金(7%分)-手数料100バーツが還付されますので、更に安くなり、VAT還付後は、円換算で凡そ89,819円と17000円近くタイの方が安くなります。ただ、VATの還付計算は、私も経験済みで色々なブログでも指摘されているように、「あれ、ちょっと数百バーツ少ないない?」ということがありますので、一応の目安にしてください。

iPhone6-thai-japan
タイバーツの両替レート、為替レートについては、満員御礼両替所をご活用下さい。

しかし、これ程の差が出るとは….。Appleは原則、為替を反映させ世界共通価格にしていますが、為替が急激に変化する際にはやはり差額がでてくるんですね。満員御礼では、2016年は、円バーツは3500を目指すと予想しています。 SIMフリーのiPhoneをご購入の際にはどちらの国で購入するのかを再検討下ほうが良いかもしれませんね。

タイでiPhone6sをご購入の場合、1つ注意して頂きたいのはauのユーザーさんです。auは、通信方式がNTTドコモ、ソフトバンク、そして多くのアジアの国々と違うため、タイで購入したiPhoneがModelよって使えない可能性がありますのでご注意を。多国間でSIMフリーiPhoneを使いたい場合、細かいことは除いてauはキャリアとしても、iPhone機器を購入するのも止めた方がいいと思います。

さて、日本、タイでSIMフリーiPhone6sの価格を比較してみましたが、価格面では、タイは日本に圧勝という結果になりました。