タイリピーターにはおなじみのソンテオですが、ご存知の無い方のために説明しておきます。
ソンテオとは、タイ語で「2列」を意味するのですが、客席がトラックの荷台部分に向かい合わせで配置されており、2列になっているのりあいバスです。
ソンテオとは日本のピックアップトラックの荷台にギュウギュウ詰めで10人程座れる席があるたいぷが多く、バンコク以外の地方都市では殆ど走っており、庶民の交通手段となっています。しかし、若い娘のタイ人とかは乗るのを毛嫌いしますのでご注意を!まあ、そんなことは、どうでもいいのですが、街によって、ソンテオの色も形も違い、それはそれで楽しいのですが、旅行者がいつも悩むのが料金です。
そこで、ソンテオの相場について私の経験を元に解説します。タイのことですから、国で定めた料金表なんてあってないようなものだと思います。ドライバーの気分や裁量で適当に料金を吹っかけてきたりもしますが、だいたいの法則はタイ全土統一みたいなので、具体例を示しながら相場を探っていきます。
まず、具体例ですがよくソンテオを利用するパタヤ、バンセン、シーラチャーくらいでの事例を紹介します。
ソンテオの具体例
1.パタヤ
-バスターミナルからホテルは50バーツ(場所によっては80バーツだったりする、他の交通手段がないのでボッタくり)
-ビーチロード、セカンドロード、サードロードは、どこまで行っても原則10バーツ
-運転手の気分で、ビーチロードからセカンドロードの途中まで行くと20バーツになったりする(誰がどこで乗ったか覚えてんのか?)
2.バンセン
-バンセンロードはどこで降りても10バーツ(確か3年位前は7バーツだった)
-バンセンロードからビーチロードまで行くと20バーツ
3.パタヤ 1
-タクシーと言ってソンテオをチャーターすると150~200バーツ
4.パタヤ 2
-ウォーキングストリートからホテルまで遅らせると500mでも150バーツ取られる(流しでも人が乗ってないと知らないうちにタクシーになっているので気を付けましょう!)
5.シーラチャー
-確か市内は10バーツだった
6.プーケット
-普通に乗って30バーツ、サムイは記憶にないがかなり高かった(タクシーだと400バーツとかしたと記憶)
7.チェンマイ
-基本20バーツで、少し遠いと30バーツ
8.イーサンの地方都市
-乗ったソンテオ(コンケン、コラート、ウボンラチャタニ―など)は、殆ど10バーツ
経験からのソンテオの相場
僕の経験からソンテオの相場を推察すると:
1.だいたい4~5Kmで一方向までなら10バーツ、それ以上だと20バーツ
2.都市をまたいだり、郊外に行ったりすると30バーツ以上
3.プーケット、サムイなリゾートは、30バーツ以上
4.チャーターすると150バーツ~
大体、目安的にこんな感じで相場を覚えておけばいいと思います。トゥクトゥクと違い、ソンテオではあまり見かけませんが、外国人とわかるととんでもない料金を吹っかけてくる運転手もいます。
スマホなどで、乗車した距離を大体把握しておいて、「〇バーツじゃないの?」と言えば、「じゃあ、良いよwww」と言ってくるのがタイ人です。極力争いは避け、値段交渉してみてください。
それよりも、降車する客がいくら払うかを観察し、同額をの料金を言われる前に、素早く手渡してしまえばこちらの勝ちですww。
バンセンやパタヤでよく見るソンテオ
プーケットのボッタくりソンテオ
イーサンとかに行くとたまに見る危なそうなソンテオ、20キロくらいか出ないことも…
結構カッコいいソンテオ