満員御礼ホテル及び満員御礼両替所ユーザーの方からプリペイドSIMについて複数問い合わせがありましたので、私の経験をベースにプリペイドSIMの登録義務化の際、どうやって継続したかについてお話します。
まず、そもそもプリペイドSIMの義務化についてご存じない方は、こちらをご参考ください。
・登録義務化でプリペイド携帯1700万回線が使用停止に
http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=2297&&country=2&&p=2
タイでは、テロやデモで爆弾事件が多く、その際にプリペイドSIMが利用されたことからプリペイドSIMを登録化し、SIMの利用者を特定するのが目的なわけです。
実は私は、最近まで上記のニュースを知りませんでした。2015年11月訪タイ時も、2015年7月31日までに無届のプリペイドSIMが約1700万回線に上り、その使用を8月1日から停止したことも知らずに、なんとなくスマホを使い続けておりましたw。
ちなみに私のスマホ環境は、AIS、iPhone 6s Plus、Freedom3G SIM(Nano SIM)です。
ただ11月訪タイ時に、AISショップで1つだけいつもと違ったことを求められました。パスポートの提示です。しかし、私は、今まで使っていたスマホがAndroid機でMicro SIMをSIMフリーiPhoneを使うためNano SIMに交換してもらうために必要な手続きなのかと思っていました。場所は、Terminal 21のAISショップ。その際に、500バーツトップアップをし、確かパスポートの提示を求められたのですが、原本はホテルなので、コピーでいいかどうか尋ねると、それをコピーしてNano SIMをすぐに作ってくれました。その後、199バーツのインターネットパッケージを購入し、何も考えずにiPhoneを使っていたのですが、多分あれがプリペイドSIMの登録だったのだと思います。
iPhone用にNano SIMに交換
ネット上では、多くの情報が飛び交っていますが、私の場合、登録期間を過ぎてしまいましたが、登録ができました。でも、記憶が不確かなので正確にはわかりませんが、いつも300バーツ以上は残してあるはずの残高がほぼゼロ(30~50バーツ)になっていて、AISショップで「危なかったあ」と焦ったような気がします。義務化の7月31日で、何かしらの残額処理がされたのかもしれませんが、電話番号が維持できたのでマイペイランですw。
私の場合、確かAISのSIMにしてから6~7年経っています。その間、政府が何度かプリペイドの登録を義務化するとのニュースが流れ、タイリピーターのSIMが帰国後、使えなくなるとの噂を聞きますが、一度も使えなくなったことがありません。現在使っているAISのSIMはFreedom3Gですが、最初買った時は、確か他の名称で、訪タイの度にAISショップに行っているので、その都度、先方で適当なSIMに変更してくれていたのが良かったのかもしれません。ちなみに、今回は2015年12月25日にトップアップしたのですが、有効期限は2016年8月15日ですので、有効期間が235日?!って中途半端ですね。
実際、私の周りでも私と同じような使い方をしてSIMが無効化されている方もいます。話を聞くと、帰国時にトップアップを50バーツなど小額しか残していなかったり、ガラケーを使っていて、AISでインターネットパッケージについて聞くひつようがないので、セブンイレブンでのみトップアップをしていたりと、そのくらいの違いしかないのです。タイリピーターの皆さんは、年間2~4回程訪タイされていますし、多分、AISショップでのトップアップとトップアップ残高くらいしか、私と違いがないと思います。
プリペイドSIMを維持する私の経験則ですが:
1.面倒だが訪タイ時にはセブンではなく、AISでトップアップする
2.店員にすすめられたSIMに交換する
3.1年に2回は訪タイする
4.帰国時に300バーツはトップアップ残額を残す(残額によって有効期限が違うが、それもタイなのでコロコロ変わる可能性がある。300バーツくらい入れておけば大丈夫かと勝手に思っています)
くらいでしょうか。
タイに友人がいたり、バンコクで日本人同士で集まる場合、やはり同じ電話番号を維持したいですよね。何か皆さんの持っている良い情報がございましたら、コメント頂けると幸いです。
タイリピーターに、プリペイドSIMを維持するためのアドバイスでした!